技術書典6に参加してきました
およそ1年半ぶりのブログ更新です!
誰も見ていないと思いますが、皆さん元気にしていたでしょうか?
はじめての技術書典
先月4/14に池袋サンシャインシティで開催された技術書典6にサークル『418 I'm a teapot』の一員として参加してきました。
techbookfest.org
サークル詳細ページはこちらです。
techbookfest.org
自分の出典物は『JuliaではじめるWebアプリ開発〜WebアプリフレームワークGenie入門〜』という一冊で、内容はJuliaというプログラミング言語とWebフレームワークのGenieを使ってWebアプリを作ってみたというものです。
今は、Boothでも販売しているのでご興味ある方はこちらからご覧いただけます。
snowyrabbit.booth.pm
大変だったこと
Juliaはどちらかというと科学技術計算だったりデータ分析に強いアカデミア寄りの言語として知られていると思うのですが、普段業務でWeb開発している自分はそんな言語でWeb開発できたら面白いかなと思い、敢えて「Julia ✕ Web」で出展してみることにしました。
書き始めたのは2月頭頃だったと思いますが、本書中で開発するアプリについて書き始めたのは3月中旬からでなかなか大変なスケジュールでした(^_^;)
最初はなんとかなるだろと思って書いていたものの、Genieを使ってアプリ開発を始めたあたりからGenieのドキュメント不足に悩まされはじめ、筆が進まない時間が多くなっていきました。どうやっても分からない点は、GitterでGenieの作者に直接尋ねたりもして、なんとかアプリを形にすることができました。
Genieについて
GenieはRuby on RailsやLaravelに似たフルスタックMVCのフレームワークですが、できたばかりということもあってRails、Laravelに比べるとまだまだの点も多く、完全に実装されていない機能(認証とかバリデーションとか)なんかもあります。本格的なWebアプリを作ろうとするとまだ厳しいかなという印象です。作者によると今後はGenie用の追加のライブラリを開発して、GenieをPythonのDashやRのShinyみたいにデータ分析用のWebアプリフレームワークとしても使えるようにしたいとのことですので、今後の発展にはそれなりに期待できるんじゃないかと個人的には思っています。
Genieをこれから始める方はGithubのReadme(Genie.jl/README.md at master · genieframework/Genie.jl · GitHub)に従って書いていけば、大方の流れを掴むことはできるかなと思います。なお、本書では基本的にはReadmeに沿って書かれていますが、まだReadmeに書かれていない編集や削除のアクションについての説明も記載しています。
次回の技術書典とか
次回の技術書典は10月くらいでしょうか。出るかわからないですがJuliaだったら機械学習ライブラリについて勉強したいと思っているので、入門者向けの本とか書けたらいいなぁと考えています。余裕があったらそれとGenieを絡めて何か作れたりしたら面白いかなぁと考えています。(まだ、考えてるだけですが)
それでは、また